上図

患者さんは、左図の赤い矢印先端部分で見ていた事になります。

「移動帯」と呼ばれる幅が狭く度数の1メータ程手前のものを見えるように設計された部分で見ていた事になり、遠くを見るには不適切で見難い部分で見ておられます。

左図は、遠くを見る部分に度数の無いレンズを参考に、曲線で度数分布領域を表しています。

この遠近両用レンズはメガネフレームや、メガネの掛け方が歪むと、極端に見難くなり、日頃のメインテナンスが不可欠のものです。
メガネフレームに取り付けられる前の未加工のレンズの概略図です。

見難い原因は、
@ユーザーの目の位置を測定していない点
A右と左を間違えて加工
したり、
Bレンズメーカが印刷する不正確な中心位置で加工してしまうなど枚挙に切りが無いほどです。

レンズには「隠しマーク」が施されておりレンズ中心はレンズメータ或いはこの「隠しマーク」により加工したり、中心確認するようになっております。


中図(未加工のレンズ) 下図(中心確認シール)

レンズは透明で何処が中心か分かり難い物ですが、レンズ中心確認シールでチェックできます。

3〜6ヶ月に一度は、メガネのメインテナンスを左のシールをレンズに貼り付け、上部の半円の下のアイポイント(穴が空いていて素通しで先が見える)の確認をする必要
があります。

メガネが歪んだ時は、至急に調整修理を必要とする、認識が必須です。

メガネ店がよくやる 加工技術の悪さの 典型的一例

某有名メガネ店が某大手レンズメーカの
高級レンズ(遠中近レンズ定価82000円)
を高級フレーム(CDブランド定価78000円)を使用のメガネ、
定価は合計すると16万円です

見難く、ご自分の目の健康を疑って眼科に来院された患者さんの実例です。

目の中心は、白マーカーで検者(私)が印点し、上部の白い円は
シールの遠用中心は画像処理で白色反転した
レンズ上の、紺色の印等の印刷は透明シールのもの
レンズ度数測定結果は
右S+2.50 C-0.75;AX90
左S+2.25 C-0.75;AX95
両眼とも+2.50の近用度数加入

ご説明します。

@この装着状態では、次の図に示す、見える幅が非常に狭く1メータ先などのものを見る為の部位=移動帯に目が位置して、見え方は、フラフラ像が揺れ、ボヤけてとても見難いと苦情を訴えています。

A遠くを見るレンズの中心は、写真の白い丸の部分ですメガネ店は全くユーザーの目の中心を測定していません。このメガネ店は、勝手にレンズを取り付けやすく加工し取り付けて、ユーザーの目の位置に無関係で粗悪な商品を売っています。 このような事は稀な事でなく、過去に数多く同様の事例をみております。 このように酷いものは10個中6〜7個の頻度で生じています。

Bメガネ店は、ユーザーに一度販売したら最後、光学中心のメンテナンスの重要性をユーザー説明していません。

大変困った事です。メガネフレームを装着して目の位置を測定しない為にこのような事が起こります。

もう少し詳しく説明しましょう。

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