製作範囲外の強度プリズム矯正 実施5例眼科指定のメガネ店・眼鏡のホシノ・大阪市(保健・保険・福祉・生活保護)
プリズム矯正実施例 (目ぼしい特殊物だけ逐次掲載)
フレネル膜は、やっぱり臨時使用しか使えません。殆どの場合皆さん困ってます。
⑤斜視レンズのコバ研磨(左右あわせ14度ベースイン)
左右とも基底7度イン 合計14度で比較的強い斜視に対する対応例です。
レンズの鼻側でレンズが白い渦が立ち、人から見られたときなどのユーザーの厚みに対する心理的負担を軽減するためレンズの加工痕を研磨により透明に仕上げ下の写真のように研磨されたレンズは渦が立ち難く、多少なりとも心理的負担を軽減しました。
④24年3月27日 外斜及び上下斜視 近用
大阪市北区方面のお客様 58歳
或る著名眼鏡店で製作範囲外で対応不能と言う事で数年悩まれた末現在使用中の眼鏡持参されご来店、旧眼鏡度数右S+0.25 BIN約4.00BD1.00 左S0.00 BI約4.00 BU1.00
(近用と言う事で作られたものですがこれでは文字など読めません。遠用は持っておられますが又今度と言う事に成っています。)
追加の対応として、使用中のメガネに左目フレネル膜5度を張り使用、フレネル膜が不透明・不便で左側半分は、実生活上見えず大きな支障が生じている。
既往歴としては、緑内障を患うと同時に外斜視になる。左鼻側は視野欠損あり。
問題点:
事務作業など、左側が見難く左半分が見えずダブって見えるため、仕事が出来なくなってきて困り、パソコンなど使えない、文字がダブって(複視)読めない
度数及びプリズム度数など再測定
結果:
今までのメガネに更に9.00プリズム不足、不透明で邪魔に成るフリネル膜は破棄
度数RS+2.25 ベースイン8.50 ベースダウン1.00
LS+2.25 ベースイン8.50 ベースアップ1.00
プリズム度数合計:ベースイン 17.00プリズムディオプター 上下2プリズムディオプター
視線経由点測定直後、右左の高さなど異なり、負荷するプリズム当量を目線上、正確に配置。この場合、視線方向は、パソコンモニター殆どと手元。(見やすくなる方向へ、顎の上げ下げで視線方向を補い見る、言い換えれば見やすい目線で見る)
耳の高さが低く、読書用の方向へ眼鏡ツルを傾斜、材質が硬すぎてなかなか曲がらず苦労。
まつげがレンズ後面に触れるので、鼻部分を曲げレンズ工面を更に目から離すよう調整
出来上がったレンズです。以前にもっと凄いのが有りましたが・・・写真を取っておりませんでしたので、気を付けて実例写真を貯めるようにしています。
なかなかしぶとそうな、屈強なレンズです。レンズメーカーに頼み込みました。メーカーも苦労してくれていますが、もう少し早く返事欲しい(笑)
レンズを見た途端、このムズ・可愛いレンズ(*^。^*)梃子摺りそうな難題!戦慄と期待でわくわくします。仕上げて、お客様が喜ぶ笑顔が一番の報酬です。ハッキリ言って楽しいです。
この度数だと、両眼合わせて~
25.00プリズム・ディオプターまで 頑張れそ~(=^・^=)
レンズ面が~だいぶ傾斜していますので、ブロッキングが狂っていないか不安、念を入れひっくり返して確認!レンズは高価で失敗も怖いけど自分の損はさておき(笑)
失敗すると又作るのに時間が掛かりご迷惑を掛けるので、楽しみにしているお客さんの顔を思い浮かべながら、気を引き締め・・・削りに入った段階で今度は機械がガー!唸り声、敵も然る物相当分厚くかなり負荷が掛かって・・・・機械壊れませんように~
正面からだと厚み余り分かりませんが・・・・
ところがどっこい、なかなか分厚いです。薬研位置(リム線が巻き付く山)は、これで良いとせねば、またぞろ睫毛が触れる、少しプリズム度数が変わる・・・加減はして有りますが・・・・。一方レンズの削り痕が白くこれだと厚みが目立ってしまう。ユーザーの精神的負担(重量はさほどない)圧迫感が掛からないよう、コバ研磨し透明にしました。
最初のフレームのバランスなど完全に崩れ去り、お客様好みにアチコチ曲げられて変身
薬研とリムカーブが合わず、βチタニューム何と硬いリム、やっと沿わすことが出来ました。簡単にレンズは枠から外れません。
超高屈折プラスチック材使っても、これだけの厚みに成ります。次回はもっと薄くできます。少し自分の実験研究もさせていただきました。次回からは、やはりコンピュータ連動形状測定装置を使うことにします。
自分ひとりの力ではどうしようもありません、下支えしてくれるメーカーなど皆様の暖かいご協力のお陰です。
レンズ周辺は、手作業で研磨し、透明に仕上げました。
お客様の声
「昔の見え方が戻ってきた!一つに見える。イライラせず本が読める、パソコンが使える」
研修が終わり戻る頃、再来していただき、問題の有無を聞きます。
③24年1月10日
上下・内斜視(複合) 大阪市内で著名な眼科及びプリズム矯正で著名な眼鏡店は、既にほぼ殆ど回られておられます。他で合わせた遠用眼鏡は、フリネルレンズの張られた眼鏡を使用中で合ってはいないが何とか使えるとのことで、とりわけ不便している近用眼鏡を急ぎ調整し後日遠用眼鏡調整予定。レンズ製作範囲外。
矯正度数 近用 PD57 ベースアウト合計8⊿ 上下10⊿
RS+3.75C-1.50A105 BO4⊿ BU5⊿
LS+4.00C-1.75A70 BO4⊿ BD5⊿
斜頚があり、眼鏡を顔に掛けた本人のイメージに合わせフレームのバランス調整を行い、確認の上、視線経由点を測定し上記プリズム当量を負荷し、右左のレンズ中心は、上記のようになります。政策に失敗したのでは決してなく、目の位置を正しく測定し生じる変化でユーザーに合わせた結果です。
レンズの厚みなどは次のとおり
下から見た厚み
上から見た厚み
レンズ+フレーム=総重量20g
文字を書いたりする時、自分の感覚と見た位置とがかなりずれて字が書き辛く大変な思いをされています。文字の読み書きにかなりの不自由さがあります。
実施例
以下直近事例(23.11月まで)大阪市内で多数著名な眼鏡専門店を回った末、どの店に於いても満足な視力改善が無く、悩んだ挙句ご来店され改善対応した実例です。
レンズ製作の括りはありますが、小口径のフレームで強いプリズム矯正出来る場合があります。お困りの方は遠慮無くご相談下さい。電話口で詳しい相談や価格交渉は、厳にお断り申し上げます。尚ご来店に際し手持ち全ての眼鏡ご持参下さい。また不都合を感じている点列記し、見にくいものはどれくらいの距離か何か、本人とご家族の既往歴等詳しくメモの上、電話予約の上ご来店お願いします。
➁
55歳 女性 縫製業
交代性外斜視 遠用眼鏡処方
既往歴: 三叉神経痛性眼精疲労(14年前眼科診断)強い眼精疲労で真っ暗になり見えなくなる体験あり 左目:先天性白内障
症状:使用中の累進屈折眼鏡(遠近両用)や単焦点の遠用・近用眼鏡など多数所持。但し近用眼鏡だけ斜視矯正した眼鏡使用、縫製作業をしていて暫くすると目が疲れ眠たくなる。多数色の生地等を見て仕事をしても、長時間継続作業する事が困難と言うご相談で測定。
問題点:遠用や遠近両用眼鏡は、斜視矯正していない。今使用中の斜視矯正された近用眼鏡を時々使用しているがプリズムに馴れるまで時間が掛かったり、プリズムのない眼鏡を掛けたり掛けなかったりを繰り返している。
斜視矯正された視環境で生活することが必要と認め、遠用と近用の両方を斜視矯正された眼鏡を使うべく提案。現在使用する近用眼鏡は、左右合計6プリズムベースイン、測定値や快適性を比べ矯正不足と判明。
目のタイプ:遠視性(遠用) 矯正視力 右1.5P X S+2.00 R=G
左1.2 X S+2.00 R>G PD=64mm
視軸中心測定 フレーム中央より 右31mm 左34 (写真の通り)
プリズム矯正:両眼視 1.2~1.5P 10プリズムベースイン
総重量24g(フレームは持ち込みの品)
①近用処方
近用 RS+4.00 BI 5Δ LS+4.00 BI 5Δ PD=60mm(メガネフレーム上視線経由点測定 フレーム中央より 右28mm 左32mm 高さは患者の近見位置測定によるフレーム下端より夫々 10.4 11.0) レンズ・フレーム合わせた総重量15g(フレーム当店品)
実施例その③
40歳 自営業手伝 男性
外斜視と上下斜視混合の実施 (レンズメーカー製作範囲外 15Δin 上下3Δ)
斜視矯正手術左目5年前、右2年前、手術後残余斜視をフリネルフィルム15プリズムディオプター左側片方だけ矯正。
矯正後、左側頭部に強い違和感と苦痛。フィルムの不透明性により見難い、使用に耐えず使ったり使わなかったりし、暫くして使用を止める。(恐らくプリズムを左右に振り分けず片側負荷したためと思われる。基本的にフリネルレンズは、透明性の悪さなど臨時使用以外、簡単に剥がれ実用性は限られる。度数決定には便利でも日常使用は困難。まず使い物にならない。)
尚、左目斜視矯正手術後は、左側頭部頭痛が起きるようになり治療のためステロイドを使用により後日白内障を併発、このため眼内レンズ挿入術を受け、近くが見難いだろうと近見眼鏡処方、プリズム合計10ディオプター上下2プリズム近用眼鏡を処方されるも、依然酷い頭痛に悩まされ、一方作業困難により後日勤務先から解雇される。
測定結果 残余外斜位 16プリズムディオプター上下斜位3プリズムディオプター
右側に調節力残有、テストフレームで40分ほど遠見処方で近見させたところ、問題無く近見できるので、近見眼鏡は無用と判断。常用眼鏡のみ製作し、様子観察予定。レンズ製作中(23年11月14日現在)
遠用 (右目調節力残有)
裸眼視力 R0.05 L0.15
矯正視力
R=1.5 X S-2.75C-1.50A180 R>G
L=1.2 X S-2.50C-1.75A180 R>G
プリズム処方
両眼視力 1.5 = BI 15Δ 上下 3Δ プリズムは、視線経由点に置いて左右2分割・均等負荷した
模擬レンズ上、患者視線の遠見経由点測定結果(他覚及び自覚確認済)特許登録済技術
下はレンズ装着後写真
ベース 15Δイン 右ベース1.5Δアップ 左ベース1.5Δダウン
レンズ+フレーム=総重量 16g
強いプリズムで鼻側に厚みが生じ、ユーザーの見た目の厚み負担感を軽減する為
レンズ切削時生じる白くなる切削面は、研磨で透明加工(コバ研磨)を施した。
最終調整後の結果
装用後の様子 一番の改善点は、長年苦しんできた頭痛の消失と快適な視力。
本写真は、ユーザーさまのご了解を得て掲載させて頂きました。
多少成りとも同じ問題で困っている方へ、将来のご参考になるよう願われてのご協力です。
度数補正
眼科のフリネルレンズと同じ15プリズムは、後日頭痛消失するも度が強過ぎたため複視が現れ、再度補正測定を行いレンズ再作しプリズム度数を3度減度。これにより眼鏡調整後生じた複視は、消失すると同時に快適な視力を確保することが出来るようになりました。
また白内障を患った左目は、眼内レンズ挿入術で近見調節がなくなっているも、手術を受けていない右目に、調節力残有し、利目側で有ったことも幸いし、モノビジョンで楽に文字を読むことができるようになりました。
遠見は、両眼視することが出来るようになり、距離感が分かるようになり、両眼視(立体視)が出来るようになりました。
斜視矯正は、測定時と日常生活の中で時間経過とともに度数を換える必要が良くあります。眼鏡調整後異常がある場合、臆することなく仰って頂ければ、十分検討した上で対応しております。
また、満足な結果を得るまで試行錯誤的にならざるを得ない側面が斜視矯正にはリスクとして伴うため、ある程度費用が嵩む点、事前に十分なご理解が要ります。
















↑レンズの厚み










