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子供用眼鏡(小児弱視)

星野龍一  @

[画像:b84cdf07794792ec98de18ccc589b155.bmp | 元画像(3716KB)]

弱視とは

弱視とは、裸眼や度数矯正をしても視力が出ない時の事を言います。遠くも近くも見え難くい=形を形として認識し難い視力状態を言います。

通常、6歳までの眼球発達成長の遅れによる遠視や角膜などに強い乱視があり形を形として認識できる視能が未発達の目、屈折矯正し物を見て認識できるように視能訓練=見える方の目をアイパッチで遮蔽よくし見えない方の目を強制的に見させたり、機械を使った視能訓練をします。

6歳までに物を見る能力、物の形を形として認識できるソフトを脳に作り上げ、大切なこの時機を失してしまうと生涯視力の出ない取り返しの付かない弱視のままになる場合があります。

三歳児検診などで遠視・斜視若しくは強い乱視があるかどうか早期発見がとても大切です。残念なことに分からず視能を作り上げる時期の6歳を超えて時期を失してしまい悔やむ親御さんをたまに見かけますが、何卒早期発見に努められるよう願います。

両眼視の重要性は、より良い両眼視力と住空間における位置認識にも欠かすことが出来ない大切な能力です。例え両目で見えているからと安心できません。片目で見ているかもしれません。片目で見る世界は、両目で見るのとは違います。立体感や距離感が無く、生活空間におかれた位置関係が掴めずよくこけたりするなど、日ごろの子供の生活状態に対する観察や注意が必要です。

視力は、5メータ離れた視力表などで検査はしますが、「視力育成」は手の届く身の回りの玩具等で遊びながら作り上げていくものです。

眼鏡を作るときの注意

プラス度数と乱視が混在する場合、安価な既成のレンズも可能ですが、初めての眼鏡ならば掛けて視能を高めていただかねばなりません。出来るだけ軽く・掛けやすい眼鏡ということならば、少し値の張る薄くて軽い別注レンズがお勧めです。子供にとってとても大切な視能育成の時期、して上げられる中で一生残る一番大切なことでないかと思います。

レンズの安全性、どういう使い方や子供同士ぶつかり方をするか分かりません。予想しない使い方をして壊してくるケースを数多く見ておりますが、幾らプラスチックレンズと言えど、物性的に割れやすい素材もあります。

また、レンズには光学中心があり、両目の中心と透明で分かり難いレンズ中心が一致しないと良く見えません。中心が狂えば視力も悪くなります。この部分は、大変分かり難い眼鏡店の技量が左右します。

お店の技量

当店独自の特許技術によりレンズ中心を視覚化し、かなり高度に中心精度をあわせることが出来ます。親御様も見て中心一致を確認することが出来ます。幾ら信用が有るとか宣伝で有名なお店だとか、あなたや子供さんには全く無関係・何の役にも立ちません。

あなたとあなたの子供の目で見てレンズ中心を視覚化し子供の目とレンズ中心の一致を確認する以上に、確実なものはありません。

メインテナンス

また、メガネフレームは、幾ら精度良く合わせても、子供にありがちな乱暴な扱いにより簡単に中心が狂います。この点は、調整によりレンズ中心を目に合わせる必要があり、一度作ればそれで済むことで無く、後のアフターサービスは、大変重要です。

何度も申し上げますが、一番大切な品質=レンズと子供の目の中心一致は、見え方を左右する、掛けさせるメガネの機能性の中核をなす一番重要な点です。副作用無く視力・視能を決定付けるともいえますが、対象が透明で分かり難く、表現力が乏しい子供は、与えられたまま苦痛を余り伝えられないわけで保護者は、この点注意が要ります。

販売側としても都度中心を視覚化し行う確認調整作業は、かなり手間の要る作業です。

この作業の目安として、初回お渡し後1~2週で店頭チェックします。幾らお渡し時に正しく確認できても、実際どういう使い方をして中心などがずれていないか、メガネ部品が肌にどのような当り方をしているか?時間軸で見ないと分かりません。

この後、3ヵ月後定期検査、6ヵ月後定期検査、後は半年に一度程度定期検査をして見守りながら調整をする必要があります。

日常点検:いつもそばに測定機器を備え保護者が子供のメガネの中心の狂いをチェックできるはずはありません。小生が提唱し別で述べるワンハンド検査を日常行いレンズ中心のチェックを行い、狂っていればご来店いただき再調整を無料で行います。

また子供の雑な扱いなどによる眼鏡枠の歪みは、レンズ中心の狂いに直結します。このような場合、定期検査時期とは無関係に、狂いが生じれば直ちにご来店いただければ、当店品に限り無料調整させていただきます。単純なフレームの歪みは、なんでもないように思われる保護者が多く見受けられますが、そうでは決してなく直接視力や見え方、目の向きまで変えてしまいます。へんな掛け方などになったメガネは、再調整を要する状態です。

学業とメガネの関係

余談ですが・・・時々、眼鏡が歪み変な掛け方をしながら塾通いする小学生を見かけますが、注意散漫や良く見えないメガネを掛けているようでは、学ぶ方の子供の資質を大きく損なっているわけで、高い塾代は、お金の無駄になります。メガネは、ある面子供の成績や性格に影響を及ぼします。

学習の大切な入り口である目の前に覆いをしてるのと同然で、見え方の悪さから注意散漫になり集中できなくなります。このようなことが無いよう保護者は、注意が要りますが、見落としている場合が良く有ります。

偶然か分かりませんが、当店でメガネのお世話した子供さん達は、親御さんの様々な気遣いもありましょうが、なぜか比較的成績優秀で国公立大や理工医系の方が多く見受けられます。

子供フレームの選択

子供は元気に飛んだり跳ねたりぶつかったりして育ち、物に過ぎないメガネ破損は、つき物で怪我などしなければまた作れば済むものです。

ただフレームは、アレルギーを起こさない安全なもので強度的に強いものが条件になります。機能性より子供に可愛く似合うことを重視する親御さんが多く当店も色々そろえていますが、まずは専門の意見を聞いていただくほうが無難です。

はっきり申し上げて、眼鏡は飾りでは決してありません。外観・見た目重視より、「今何をしようとしているのか?」親御さんはメガネや視力の専門でなく、ある程度専門家の意見を容れる賢明さが求められます。

子供の生涯視力を決定付けるエンタープライズを行おうとするわけで、可愛いとか格好いいは、お子さんが気に入りある程度満足できれば、本質的な視機能を高める目とレンズの中心一致など直接視力に係わり合いのある見て分かりにくい技術力と光学的品質に関心を注ぐべきです。

見た目の格好の良さは、その次の事だとお考え頂ければ幸いです。当店では、可愛いフレームを出来るだけ取り揃えていますが、購入後の故障などメンテナンスなどからの観点でフレームを取り揃えております。やむなく外観重視とは多少趣が異なる場合があるかも知れません。

経験的に言えることとして、メガネフレームは同一のものを一本予備としてお求め頂く方が結果的に時間的・経済的に済む場合が少なくありません。小生が幾ら強固なフレームと思っていても、それでも子供の手にはかなわず壊してこられる場合が多く見受けられます。

 

 

小児弱視等の治療用眼鏡等に係る療養費の支給について

以下記事抜粋

財団法人 日本眼科学会 社団法人 日本眼科医会 (日本眼科社会保険会議)

平成18年4月1日より、小児の弱視、斜視および先天白内障術後の屈折矯正の治療用として用いる眼鏡お よびコンタクトレンズ(以下「治療用眼鏡等」という)の作成費用が、健康保険の適用となり、患者様負担割合以外の額が療養費として償還払い扱いで、患者様 に給付されることになりました。

対象年齢は9歳未満で、上記の「治療用眼鏡等」が給付対象です。一般的な近視などに用いる眼鏡やアイパッチ、フレネル膜プリズムは対象となっておりませ ん。

患者様が全額自己負担で「治療用眼鏡等」を購入した後に、下記の書類を加入する健康保険の組合窓口等に提出し、療養費支給申請することによって、患者様負 担割合以外の額が国で定めた交付基準の範囲内で保険給付されます。

申請に必要な書類

1.療養費支給申請書(加入している健康保険組 合窓口等にあります

2.眼科医の「治療用眼鏡等」の作成指示書の写しおよび患者様検査結果

3.購入した「治療用眼鏡等」の領収書

このうち、眼科医の「治療用眼 鏡等」の作成指示書および患者様の検査結果については、特に決められた型 のものはなく、一般的に使用されている眼科医が発行する処方箋に検査結果(「治療用眼鏡等」装用後の視力等)を記入したものでもよいとされております。

なお再給付につきましては、5歳未満では前回の給付から1年以上後であること、5歳以上では前回の給付から2年以上後であることとなっております。

カテゴリー:目的別
タグ:小児弱視
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