加齢黄斑変性症の眼鏡眼科指定のメガネ店・眼鏡のホシノ・大阪市(保健・保険・福祉・生活保護)
加齢黄斑変性症
年齢を重ねると加齢により網膜の中心で物を見ることの殆どをつかさどる黄斑に障害が生じ、物がゆがんで見えたり見 ようとするところが見えにくくなる病気が加齢黄斑変性症です。成人の失明原因で高齢になるほど多くみられます。比較的最近まで治療法がなかったのですが、最近いくつかの治療法が新たに開発されて、早期発見によりある程度の視力が維持できるようになってきました。
注意されたいのは、目の度病気は殆どの場合痛みなど無く徐々に見え方が変わっていきます。一度視力が低下すると昔のように元に戻り良く見えると言うことは、白内障手術による開眼術以外、残念ながら殆どありません。
必要であれば正しいメガネを掛け日常異常のあるなしを自分でチェックして知り、異常があれば今以上に悪くならないよう治療する処置が必要となります。
黄斑とは
網膜はカメラのフィルムに相当し、光が瞳→レンズ(水晶体)→硝子体を経て、網膜で光を感じます。黄斑は網膜の中心にある直径1.5 mm~2 mm程度の小さな部分の名称です。黄斑にはキサントフィルという 色素により黄色をしています。網 膜は中心(黄斑)で殆どの視力を得ています。ここに異常が生じれば著しく視力が低下します。
網膜の反射特性
何故黄斑変性症患者がオレンジ色着色されたレンズの眼鏡を掛けるのか?
青色光は眼底にある網膜で反射しやすく眼内で乱反射を起こす
上記のプリズムは人の目の強い屈折
角膜と水晶体で60ディオプターの屈折力を持ちます
単に波長の短い青色を遮断すれば単純に済むと考えている同業も多いですが、理由は眼底言い換えると網膜は入射する光(380~780nm)に含まれる連続する各波長に対し、さまざまな反射・吸収・透過の現象が生じており、眼底における光の反射特性は、青色光ほど網膜表層部での反射が強く、眼内で乱反射を起こし、眼内がボヤーっと発光するため見にくくなったりまぶしく感じるのがその理由です。
レンズのオレンジ色は、青色光の補色いわゆる反対色で青色光を吸収・遮断するため、まぶしさや見にくさを改善することができます。
黄斑変性症と眼鏡
一般に黄斑変性症が原因で眼鏡の度数が急に変わることはありません。しかし黄斑変性症になると網膜における視力は急速に変化します。視細胞数の減少により像を認識しにくくなるようです。
症状が進行すると、文字判読のために弱視用眼鏡や大掛かりな装置を必要とする場合があります。
正しい眼鏡を持ち、異常をいち早く知る
目の屈折異常は、レンズの屈折力で補正し日頃から遠くや近くなど良く見える眼鏡を持つことが肝心です。日常生活の中で眼に異常・変化が生じているかどうか知り眼科に異常の有無を知らせ適切な処置を得るために眼鏡は重要な役割をします。時々加齢黄斑変性症と診断され、視力矯正するメガネ処方されても眼鏡を作らずぼやけた見え方で暮らす人がいます。ぼやけていては目に異常が生じているかどうかも分からず、治療措置を遅らせ重篤な状態になってしまった後の祭りという場合も少なくありません。
また黄斑変性症と診断を受け眼科任せで定期検査だけ受けて済す方がいますが、どういう見え方か?症状か?正しく説明できないと、困ることになります。
積極的に日常自分で次のようなアムスラーチャートを使い網膜の異常などを検査することができます。この場合、正しく合わされた近用眼鏡(老眼鏡)が必要です。
目にあわない100円ショップの安物老眼鏡で検査するようでは、正しく分かりにくく、度数やレンズ中心を正確に目にあわせたものを使用しましょう。見ること、すなわち目は、100円ではありません。お金は大事かもしれませんが、命の次にかけがえの無い目です。
正しい眼鏡は、単に見えるだけでなく、目の変化を知るためにも大切です。これはあなたの目を守るまず第一歩です。
アムスラーチャート
網膜の異常を常にチェックしましょう。
使い方は、30cm離れて(42歳以上の方は近用眼鏡が要ります)正しくあわせた老眼鏡を掛け(遠近両用眼鏡は向きません、近視も年齢相応に老眼になります)、手で片目を覆い、右左で中心の丸い点を見つめながら、目を動かさず
●升目の線が歪む、波打つ、どこかが抜けたり・霞んでいないか?
●四隅の角がちゃんと見えるか?
左側は異常のない場合、 右側は網膜に異常が生じている場合
自宅でも日常続けて検査します。以前と違って急に異常が生じたりした場合、予約の如何にかかわらず、眼科に行かれることをお勧めします。
この検査は、簡単・手早く網膜・黄斑部の異常を自覚=自分の目で検知できます。目に屈折異常があるのにもかかわらず、そして眼鏡を持ってても使わず、ボヤケた視力でいてると、異常を知ることが出来ません。気が付くころには重篤な症状で手遅れの場合が少なくありません。目は痛みを感じず、一度悪くなると元に戻りません。
したがって加齢黄斑変性症の場合、まず第一に、正しく度数矯正等された処方で正しい技術で作られた眼鏡を持つことが大切です。
まぶしさを防ぐ
次に、加齢黄斑変性症に伴う、眩しさ。黄斑部の病気が進むと網膜中心の1.5~2mmの黄斑中心窩(おうはんちゅうしんか)=網膜中心は、物の形など物を見るのはここでしており、それ以外の部分の網膜は、明るさや暗さを知ることができます。
原 因
外部から入る光線は、波長の長短があり、波長の短い青色は物理的に屈折しやすく、目が持つ大変強い屈折力(角膜40ディオプター+水晶体20ディオプター=60ディオプター、具体的に言えば拡大鏡が5ディオプターで12個分相当)で網膜に到達する手前で焦点を結び、網膜表面で反射しやすい青色光線の特性などで眼内で乱反射を起こしボヤーっと眼内発光し見にくい或いは眩しくなります。
したがって、乱反射を起こす青色光線をレンズに吸収する着色を施せば、眩しさを防ぐことが出来ます。各メーカーから各種出されておりますが、基本的に同一の原理によるものです。各社各様の色合いが有りますが、極僅かな違いがあり、テストした上で決めます
軽い症状の場合は、レンズの色が紫外線に反応し色の濃さが自動的に変わる調光レンズが適す場合もあります。
どのようなレンズに対応できるか?
遠近両用メガネレンズや近視・遠視・乱視用のプラスチックレンズであればおおよそ殆ど対 応しています。
見難くなってしまった場合
黄斑変性症がかなり進行し、文字判別がし難くなった場合など、何とか文字を読めるように合わせる方法があり、見えるようになる場合もあります。ご来店の上で、ご相談に応じます。
視力障害認定
視力障害で障害者手帳給付されている方は、大阪市の給付指定業者の当店は、支給・対応可能です。
支給が受けられる条件は
- (1)視覚障害により、身体障害者手帳を取得していること。
- (2)羞明(しゅうめい)を来していること。
- (3)羞明の軽減に遮光眼鏡の装用より優先される治療法がないこと。
- (4)補装具費支給事務取扱指針に定める眼科医による選定、処方であること。
詳しくは、当店若しくは居住地の福祉保健局、身体障害者更生相談所にご相談の上、認定資格のある眼科で障害者認定を行い障害者手帳交付する必要があります。
見え方のイメージ比較
健常者の見え方イメージ
光過敏、光羞明、コントラスト喪失症の見え方イメージ
フィルターを使った見え方イメージ
初期の眼鏡対応
初期の加齢黄斑変性症に対する眼鏡対応は、第一に正確な度数処方による精度の高い眼鏡、第二に眩しさを防ぐ対応で行います。
病状進行した時の眼鏡対応
病状が進行し、網膜の視細胞の組織数が減り、さらに見えにくくなる場合があり、パソコンを使い拡大して見せる方法もありますが、持ち運び困難で携帯可能な眼鏡での対応が可能であればこれに越したこと無いのは言うまでもないことです。
このような病状進行し、対応が困難になった場合も可能な限りの方法で見える眼鏡を製作販売いたしております。一般店での作り方とは、大幅に異なり見え方もかなり改善できます。まずご相談ください。
見にくくなった場合、従事者は知識理解と経験・技術が必要になります。身近なチェーン店や一般店で失敗したケースを多く見ております。多少高価かもしれませんが、あちらこちらで回り道したりしてようやく当店にたどり着いたというケースが多くございます。時間や経済的な無駄、ひどい場合は見ることを諦める前にご相談ください。
実施例
具体的には「眼鏡のお話(クリックすれば実施例を見れます)」の中で実施例を示しながら触れておりますのでご参考ください。
このような場合、単に眼鏡だけの対応だけでなく、照明や文字の大きさなど環境を整えることも大切な要素になります。










